トラウマ物語

今週１週間は、どうやら地元の『春の火災予防週間』らしく、夜になるとあちこちで消防車が巡回していたり、近所の人達が団体で『火の用心～』と言いながら拍子木を鳴らして道を歩いていたりします。

少し話がずれますが、榛の自宅のすぐ近くには地元の消防団の小屋があります。
火災の時や火災予防週間の時には、その小屋に隣接して建っている放送塔(火災サイレン用のスピーカー)からサイレンがそれはそれは派手に鳴るのですが、何を隠そう、榛はこのスピーカーから流れる大音量のサイレンが幼少期から大の苦手でして、未だにトラウマとなっていたりします(゜ｖ゜；)

ほんの２～３歳の頃から、このサイレンが鳴るたびに耳を塞いで泣いてたなぁ。懐かしい。
特に、火災予防週間の間は、毎日夜９時にこのサイレンが鳴るので、夜が来るのが怖くてめそめそしていたくらいです。
ちなみにどのくらいの音量かというと、家の玄関から一歩出たところで聞くと、鼓膜が軽くビリビリするくらいの音量。
なかなかの迫力です。

そして恥ずかしい事に、そのサイレンへの恐怖感が、いい年こいた今現在も残ってまして…
夜中とか寝ている最中に突然鳴ると、子供の頃の癖で、とっさに耳を塞いでしまうのです(*ノ ノ) カ～
お前いくつだよ！本気で恥ずかしい奴…！

パトカーや消防車、救急車のサイレンは近くで聞いても全然平気なんですけどね…放送塔から流れるアレだけは、どうもダメです。雷ですら平気なのに。
特に、サイレンの鳴り始める時の、『ウゥゥ～～↑』と音が高くなっていくあの瞬間が苦手です。あと、鳴り終わる時の、音がだんだん低くなっていく瞬間も、身体がぞわぞわします。
実は、甲子園で鳴るあのサイレンも苦手な部類です(笑)

でも、中学生くらいの頃からは、起きている間ならサイレンが鳴っても耳を塞がずに耐えられるようになりました。
それなりに成長したらしいです。鳴ると多少、身体が強張りはしますが(…)
何か、完全克服する方法はないかなぁ……、あ…マルクト軍基地の緊急警報音か何かだと思うことにするのはどうか…！(…)